乃木神社のシダレザクラ

更新日:2021年11月30日

このシダレザクラは乃木神社敷地内に位置する。乃木神社は、大正元年(1912)9月13日に、明治天皇のあとを追って殉死した陸軍大将乃木希典(のぎまれすけ)の遺徳を偲んだ地元住民の要望により、大正5年(1916)4月に創建された。この創建を記念し、同年11月23日に宇都宮衛戍地衛生准士官下士団(えいじゅちえいせいじゅんしかんかしだん)(宇都宮陸軍衛戍病院配属か)よりシダレザクラが献木(けんぼく)された。側にはこの来歴を刻んだ石碑が建てられている。
通常木の生育状況は環境の影響を受けるため、一見しただけでは樹齢の判断がつけにくい。しかし、このシダレザクラは来歴がはっきりしているため樹齢の正確性が極めて高く、貴重な資料である。
*准士官とは:下士官出身者で、功労等により特別に士官に準ずる待遇を受けるもの。階級としては准尉、特務曹長など。

建物を覆うように枝が伸びている、乃木神社のシダレザクラの写真
  • 樹高:11.5メートル
  • 目通り周囲:2メートル
  • 推定樹齢:100年

名称

乃木神社のシダレザクラ(のぎじんじゃのしだれざくら)

指定年月日

平成27年(2015)3月30日

員数

1本

指定別

市指定

区分

記念物

種別

天然記念物

所在地

那須塩原市石林795

所有者

乃木神社

地図

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 生涯学習課

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5364
ファックス番号:0287-37-5479

お問い合わせはこちら

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?



このページの情報は見つけやすかったですか?