寺子のエドヒガン

更新日:2021年11月30日

寺子のエドヒガンがきれいに咲いている写真

寺子のエドヒガン

エドヒガンは別名アズマヒガンとも言われ、北海道を除く日本各地に自生する落葉高木である。樹皮は暗灰褐色で、浅く縦裂する。葉は長楕円形や狭い逆さ卵形で軟毛がある。

この寺子のエドヒガンは、「寺子のサクラ」として多くの人に親しまれている。誰が植えたかは不明だが、地元の人の話では墓地に眠る人の冥福を祈るとともに、墓地の目印として植えられたのではないかと言われている。毎年4月上旬から中旬にかけて見事な花を咲かせる。平成元年(1989)には「とちぎの名木百選」にも選ばれている。なお、平成8年(1996)と平成14年(2002)樹勢回復の手当をしている。

平成19年(2007)に寺子の桜保存会を設立して、保護に当たっている。これまで、平成23年(2011)と平成29年(2017)、樹木医による枯枝、腐朽部除去等の大規模な樹勢回復処置を行なっている。

名称

寺子のエドヒガン(てらごのえどひがん)

指定年月日

昭和58年(1983)11月15日

指定別

市指定

区分

記念物

種別

天然記念物

所在地

那須塩原市寺子1060

所有者

さくら保存会

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教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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