摂政宮殿下御野立所跡

更新日:2021年11月30日

木々が所々に生えている山の中にある苔の生えた石碑の写真

昭和天皇が摂政宮殿下当時の大正12年(1923年)8月5日から13日にかけて、松方正義(まつかたまさよし)公爵(千本松農場主、内閣総理大臣)別邸に御滞在し、青木農場や傘松農場等行啓された。13日には自動車にて塩原御用邸に向かわれ、その後、馬で高原山に御遠乗りになられた。この場所は、高原山に御遠乗りになられた際に、休憩をとられた場所である。現在は雑木で覆われており、当時の眺望は失われている。
当該地には、摂政宮殿下がお登りになられたことを記念して、地元の青年団により碑が建立されている。碑の正面中央部には「摂政宮殿下御野立所」と、左側には立ち寄られた日にち(大正12年8月13日)が刻まれている。背面には「塩原町青年團」と刻まれている。碑が建立された時期については、判然としないが、碑に「摂政宮」と記されていることや、新湯に立ち寄る3日前に立ち寄られた安戸山に建てられた御野立所碑の建立時期などから、大正12年頃ではないかと推察される。

  • 【指定範囲】25平方メートル
  • 【国有地貸付範囲】歩道敷108平方メートル、文化財敷25平方メートル
  • 【記念碑】高さ135センチメートル、横85センチメートル(最大)※台座を除く

名称

摂政宮殿下御野立所跡(せっしょうのみやでんかおんのだちじょあと)

指定年月日

平成29年(2017)3月30日

指定別

市指定

区分

記念物

種別

史跡

所在地

塩原字前黒 国有林411林班る2小班

所有者

塩那森林管理署

地図

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 生涯学習課

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5364
ファックス番号:0287-37-5479

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