野沢(真木)城跡

更新日:2021年11月30日

木がたくさん生い茂っている野沢(真木)城跡の写真

野沢(真木)城跡

塩谷氏の居城川崎城(矢板市)の支城で、北辺の守りのため城代大舘弾正義則(おおだてだんじょうよしのり)が寛正2年(1461)に築造したと伝えられ、真木城とも言われている。天正12年(1584)の薄葉ヶ原の戦いの折り、大田原綱清氏に攻められ落城、城代大舘石見守義行は滅ぼされた。その後、宝永5年(1708)箒川大洪水と真木水害のため金沢字真木に鎮座されていた箒根神社を真木城跡に移した。

城郭は南北約50メートル、東西約150メートルで、高さ約20メートル余りの高所にあり、中央には本丸を置き、2か所の曲輪(くるわ)を設けている。その周囲には土塁、正面には3つの矢倉をつけた大手門を持ち、南の野沢筋の崖を天然の城壁とし、周囲には空堀(からぼり)を設けている。さらに、城郭の中央に深い空堀を巡らし、木橋で本丸に接続し、本丸と曲輪には馬出しがあり、当時の威勢が偲ばれる。

名称

野沢(真木)城跡(のざわ(まぎじょうあと))

指定年月日

昭和48年(1973)5月3日

指定別

市指定

区分

記念物

種別

史跡

所在地

那須塩原市金沢1565

所有者

個人所有

見学にあたって

駐車場なし

地図リンク

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教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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