槻沢遺跡出土の縄文土器

更新日:2021年11月30日

縁に飾りがついており、表面に縄目の跡がついている縄文土器の写真

槻沢遺跡出土の縄文土器(つきのきざわいせきしゅつどのじょうもんどき)

昭和52年(1977)、槻沢遺跡から出土した縄文時代中期(約4,500年前)の縄文式土器で、東北南部の影響を受けた貴重なもので、用途は煮炊き用の深鉢型土器である。

 土器のあらましは、次の通りである。

  1. 個数 1個
  2. 大きさ 高さ44.2センチメートル 口径28.2センチメートル
  3. 形式 大木8a式(東北南部系)
  4. 用途 煮炊き用の深鉢形土器

17号住居跡の炉の下にあり、17H炉下ピットと呼ばれる袋状土壙(どこう)(食糧貯蔵用の穴)から出土した、19個のうちの1つである。土器は、上部に連続する楕円(だえん)の文様と4つのS字文がつけられ、それにともないヘラで竹のように節のある線を描いている。胴部はややふくらみがあり、粒状の縄文を下地にし、ワラビ状の文様がある。

名称

槻沢遺跡出土の縄文土器(つきのきざわいせきしゅつどのじょうもんどき)

指定年月日

昭和59年(1984)4月1日

員数

1点

指定別

市指定

区分

有形文化財

種別

考古資料

所在地

那須野が原博物館(那須塩原市三島5-1)

所有者

那須塩原市

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教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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