太政官壱朱金札印刷用銅版

更新日:2021年11月30日

3枚並べられていて文字などが刻まれている太政官壱朱金札印刷用銅版の写真

太政官壱朱金札印刷用銅版

慶応4年(1868)、新政府は「金拾両」「金五両」「金壱両」「金壱分」「金壱朱」の5種類の紙幣を発行した。紙幣は不換紙幣(ふかんしへい)(金(きん)と交換できない紙幣)で、いずれも13年間通用とし、印刷は京都で行なわれた。江戸時代の金壱朱は、金壱両の16分の1。

この紙幣印刷用銅版は会三寺(えさんじ)の境内から出土したもので、その経緯は不明だが、大蔵省印刷局記念館による鑑定の結果、「太政官壱朱金札印刷用銅版」であることが判明した。

かつては大蔵省記念館にも同一のものが保管されていたが、戦災により焼失し、今では大変貴重なものとなっている。

名称

太政官壱朱金札印刷用銅版(だじょうかんいっしゅきんさついんさつようどうばん)

指定年月日

平成3年(1991)9月25日

員数

3点

指定別

市指定

区分

有形文化財

種別

歴史資料

所有者

個人所有

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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