印南丈作の頌徳碑

更新日:2021年11月30日

横と後ろに木が生えていて、前に石柱が立っている、印南丈作の頌徳碑(いんなみじょうさくのしょうとくひ)の写真

この記念碑は、那須野ヶ原開拓の恩人である印南丈作の業績をたたえる頌徳碑で、その業績と経歴が漢文で刻まれている。明治31年(1898)、那須開墾社旧株主・賛同者により建立されたもので、碑文には明治29年の年号が刻まれているが、実際に碑が建てられたのは同31年である。撰文(せんぶん)は佐々木高行(ささきたかゆき)(工部卿(こうぶきょう)、侯爵)、揮毫(きごう)は金井之恭(かないゆきやす)(元老院議官、明治三書家の1人)で、双方とも那須開墾社の株主等として印南とかかわっていた。
印南丈作は、天保2年(1831)に日光で生まれ、佐久山宿(大田原市)の印南家の養子となった。
戸長(明治初期の町村の長)、県の勧業課附属(つきぞく)、産馬協同会社社長などを歴任。明治13年(1880)、同志と共に那須開墾社を設立、翌年社長となる。明治18年(1885)、矢板武と共に那須疏水の開通を実現するなど、那須野ヶ原の開拓に尽力。明治21年(1888)、57歳で死去した。

名称

印南丈作の頌徳碑(いんなみじょうさくのしょうとくひ)

指定年月日

平成6年(1994)3月31日

員数

1点

指定別

市指定

区分

有形文化財

種別

歴史資料

所在地

那須塩原市三区町635

所有者

烏ヶ森神社

見学にあたって

烏ヶ森公園内、駐車場あり。

地図リンク

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教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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