西富山の獅子舞

更新日:2021年11月30日

真ん中に緑を基調とした衣装を着た人物がいて、その周囲にオレンジを基調とした衣装を着た人物が三人いる写真

元禄3年(1690)、雷神社(なるかみじんじゃ)の創建を機に、同8年(1695)宇都宮より伝授された関白天一社佐々良流獅子舞を奉納したことが始まりと伝えられている。当時は、富山(現西富山)・高柳・南郷屋の3か村で奉納し、大田原藩主も参詣(さんけい)したといわれる。しかし、日露戦争(明治37年~38年)の頃から断続的となり、大正末期には後継者不足で中止された。
昭和62年(1987)、旧西那須野町教育委員会が復活計画を作成、獅子頭の修理や太鼓・衣装の新調を県・町の補助事業で行い、それと共に雷神社氏子を中心に西富山獅子舞保存会が結成され、下厚崎獅子舞保存会の指導のもと、平成2年(1990)3月11日、西富山の雷神社例祭において80年ぶりに復活し、現在に至る。
〈舞の芸態〉牡獅子1頭、中獅子1頭、牝獅子1頭、纏1人、花笠2人、笛2人、ささら1人、やっこ1人
〈舞の順序〉(1)おかざき(2)わたり(3)まえこみ(4)庭がかり(5)こきりこ(6)牡獅子かくし(7)唄(8)かえり、わたり

名称

西富山の獅子舞(にしとみやまのししまい)

指定年月日

平成21年(2009)3月27日

指定別

市指定

区分

民俗文化財

種別

無形民俗文化財

所在地

西富山地区

所有者

西富山獅子舞保存会

地図

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教育部 生涯学習課

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5364
ファックス番号:0287-37-5479

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