蟇沼もちつき

更新日:2021年11月30日

「ひきぬま」と書かれた法被を着た人たちが、もちつきをしている写真

蟇沼もちつき

蟇沼地区に古くから伝わるもので、6人から9人で餅をつき、途中、大変技術のいる「コネドリ」を交えたものである。以前は、祝儀あるいは講事、かやぶき屋根の葺(ふ)き替えや建前の時などにお祝いとして行われていた。
この技術を後世に末永く伝えるため、平成6年(1994)に保存会が結成された。餅つきと一緒に唄われる「餅つき唄」は那須地方に広く伝承されている節で唄われる。

餅つきの順序

  1. 前の晩から水に浸しておいたもち米を蒸(む)す。
  2. ネリ:蒸したもち米を臼に入れて杵(きね)でこねる(米をつぶす)。
  3. ツキ:三拍子のリズムに乗り、テンポ良く杵でつく。
    *ここに餅つき唄が入る。つく人が時々休んでコネドリが入る。
  4. アゲツキ:二拍子でつき、コネドリが一緒に入る

名称

蟇沼もちつき(ひきぬまもちつき)

指定年月日

平成12年(2000)7月17日

指定別

市指定

区分

民俗文化財

種別

無形民俗文化財

所在地

蟇沼地区

所有者

蟇沼もちつき保存会

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教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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