上塩原古代獅子舞

更新日:2021年11月30日

5人の人が衣装を着けて上塩原古代獅子舞を踊っていて、周りで人がそれを見ている写真

上塩原古代獅子舞

上塩原の文挟流(ふばさみりゅう)獅子舞は古代獅子舞と称され、中塩原の関白流獅子舞は平家獅子舞と称されている。
縁起は、平清盛が紀州熊野神社に参拝の折、一族の繁栄と天下泰平を祈願して奉納された舞が、平家の落人によって伝承されたという説と、寛保元年(1741)8月に日光市(旧今市)文挟(ふばさみ)の里より伝承されたという説とがある。記録として、先達者の裃入れ箱の中に、「文政8年(1825)・御祭礼上下入れ箱・酉八月・上塩原若者中」とあり、その他に若者中20人の氏名が記載されている。昭和30年代(1955~64)に一時中断、消滅が危惧されたが、町内会の有志たちにより保存団体が結成され、上塩原の神社仏閣の祭礼にて上演されている。
舞は、「笹扇(ささかかり)の舞」・「弓潜りの舞」・「平庭の舞」・「巻寄の舞」があるが、現在は「笹扇の舞」のみが行われている。

名称

上塩原古代獅子舞(かみしおばらこだいししまい)

指定年月日

平成9年(1997)3月31日

指定別

市指定

区分

民俗文化財

種別

無形民俗文化財

所在地

上塩原地区

所有者

上塩原古代獅子舞保存会

見学にあたって

毎年9月に上塩原箒根神社や塩原八幡宮に奉納されます。

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教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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