木綿畑本田の獅子舞

更新日:2021年11月30日

被り物を被り、首からぶらさげている太鼓を叩いている人の写真

木綿畑本田の獅子舞

木綿畑本田の獅子舞は、関白流(かんぱくりゅう)が多い栃木県内においては数少ない文挟流(ふばさみりゅう)の一つである。
創始の由来は不明だが、文化2年(1805)の奉納の記録が現存する。江戸時代中期ごろから、木綿畑本田・新田の両集落によって行われてきたが、大正4年(1915)新田地区が太々神楽を稲荷神社に奉納するようになり分離、以後、木綿畑本田獅子舞として雷神社(らいじんじゃ)へ奉納されるようになった。
昭和41年(1966)に後継者問題で休止したところ、同年地区内で新木ノ俣用水隧道(ずいどう)事故が発生、これを憂えた地区民により地域活性の願いも込めて、昭和45年(1970)に復活し現在に至る。獅子舞の奉納は当初、小沼家が定宿となっていたが、現在は自治公民館に場所を変えている。
本地区の獅子舞は、一人立三匹獅子で、舞の動作が大きく勇壮なことから、昔より「木綿畑の獅子舞は暴れ獅子」として知られる。獅子舞は3庭(前庭・後庭・宿庭)から成るが、近年は省略して上演され、天下泰平・郷中安全・五穀豊穣を祈願し、雷神社で4月第4日曜日に奉納されている。

名称

木綿畑本田の獅子舞(きわたはたほんでんのししまい)

指定年月日

昭和48年(1973)12月1日

指定別

市指定

区分

民俗文化財

種別

無形民俗文化財

所在地

木綿畑本田地区

所有者

木綿畑本田獅子舞保存会

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教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
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ファックス番号:0287-37-5479

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