木綿畑新田の太々神楽

更新日:2021年11月30日

衣装を身に着けお面をかぶった人物たちがいる木綿畑新田の太々神楽の写真

木綿畑新田の太々神楽

木綿畑新田の太々神楽は、大正4年(1915)に大正天皇の即位を記念して熊久保常吉の発起により、矢板市の木幡(きはた)神社に伝わる神楽の伝授により始められた。稲荷神社の春の例祭日である旧暦2月初午(はつうま)の日に奉納されていたが、現在は毎年4月の第1日曜日に奉納されている。
当初は、木幡神社から楽屋の笛・大太鼓・小太鼓に合わせる「12舞」を伝授した当時の青年達は40日の間、毎日冷水で身を清め練習に励んで習得した。現在の演目は「湯立の舞」を略して11舞となっている。当日は、午前中に各戸1人ずつ出役して丸太で舞台をかける。祭礼は、正午から行われ、神々に酒食を供える儀式「神饌物(しんせんぶつ)」から始まり、続いて太々神楽が奉納される。

舞の順序

  1. 国定め
  2. 猿田彦の舞
  3. 二神の舞
  4. 八幡舞
  5. 鬼女の舞
  6. 五行の舞
  7. 磐戸の舞
  8. 恵比寿舞
  9. 大黒舞
  10. 農業の舞
  11. 八俣の蛇

名称

木綿畑新田の太々神楽(きわたはたしんでんのだいだいかぐら)

指定年月日

昭和47年(1972)10月25日

指定別

市指定

区分

民俗文化財

種別

無形民俗文化財

所在地

木綿畑新田地区

所有者

木綿畑新田太々神楽保存会

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この記事に関するお問い合わせ先

教育部 生涯学習課 文化振興係

〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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