三島通庸の肖像画(長原孝太郎作)

更新日:2021年11月30日

三島通庸(旧薩摩(きゅうさつま)藩士、明治時代の栃木県令(けんれい)・警視総監・子爵(ししゃく))は、三島農場の前身である肇耕社(ちょうこうしゃ)開設の中心的人物である。明治17年(1884)には県内の陸羽(りくう)街道(国道4号)の新設・改修や、塩原街道(国道400号の一部)の開削(かいさく)、栃木県庁の宇都宮への移転など、西那須野地区(那須塩原市)や栃木県に非常に大きな影響を与えた人物である。

三島の死後18年を経た明治39年(1906)、三島農場移住民は感謝の意を表して三島神社を創建した。

大正2年(1913)には、画家の長原孝太郎(東京美術学校教授)に三島通庸の肖像画の作成を依頼(依頼者は不明)。完成した肖像画は、三島神社に奉納された。

平成17年(2005)5月に、三島神社より那須塩原市に寄贈された。

これと並んで三島通庸夫人と三島弥太郎(三島通庸の長男)の肖像画がある。

油絵、縦73.2センチメートル、横53.3センチメートル。

黒いコートを着た三島通庸の肖像画(長原孝太郎作)の写真

三島通庸の肖像画(長原孝太郎作)

名称

三島通庸の肖像画(長原孝太郎作)(みしまみちつねのしょうぞうが(ながはらこうたろうさく))

指定年月日

昭和59年(1984)4月1日

員数

1点

指定別

市指定

区分

有形文化財

種別

絵画

所在地

那須野が原博物館

所有者

那須塩原市

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〒329-2792
栃木県那須塩原市あたご町2番3号

電話番号:0287-37-5419
ファックス番号:0287-37-5479

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