那須塩原市の畜産

更新日:2022年09月05日

生乳産出額全国第2位

全国でも有数の酪農地帯である本市の生乳生産額は、全国第2位となっております。(令和2年市町村別農業産出額【農林業センサス結果等を活用した市町村別農業出額の推計結果】から)

表「令和2年市町村別農業産出額」農林業センサス結果等を活用した市町村別農業産出額の推計結果(農林水産省)に基づく
順位 市町名 生乳産出額(単位:1000万円)
1 北海道野付郡別海町 5,072
2 栃木県那須塩原市 2,007
3 北海道標津郡中標津町 1,945
4 北海道川上郡標茶町 1,826
5 北海道上川郡清水町 1,360

(注)生乳とは牛から搾ったままで殺菌や加工をしていない乳のことです。

酪農を生かしたまちづくり

那須塩原市は、生乳生産額全国第2位の酪農地帯であり、魅力ある牛乳や乳製品がたくさんあります。

そこで、市は、「生乳生産本州一のまち」をイメージとして掲げ、市民、生産者、事業者と協働し、まち全体の活性化を図るため、「那須塩原市牛乳等による地域活性化推進条例」を制定しました。(平成27年4月1日)

また、まち全体の活性化を図るため、平成29年度3月に「ミルクタウン戦略」を策定し、官民協働による施策を展開しています。

家畜農場数・頭羽数(令和4年2月1日現在、家畜伝染病予防法第12条の4に基づく定期報告値)

農場数・頭羽数一覧
  農場数 頭数
乳用牛 241

25,903

肉用牛 109 11,997
16 40,631
採卵鶏 15 1,754,855
肉用鶏 0 2,700

乳用牛

本市の生乳産出額、乳用牛の飼養戸数及び飼養頭数ともに県内第1位です。

市内の酪農家で生産された生乳は、それぞれの所属酪農協を通して乳業メーカーに出荷されますが、各酪農協からも那須地区の産地限定の商品化をしております。

牛乳は、さまざまな栄養素をバランス良く含み手軽に飲める食品です。

肉用牛

肉用牛で良く知られているのが黒毛和種と呼ばれる和牛の品種で、この品種は脂肪交雑(霜降り)が入りやすく、高級牛肉を生産する品種として知られており、市内で育てられている肉用牛のほとんどが黒毛和種となっています。

「那須和牛」

那須野農業協同組合(JAなすの)では、「JAなすの」の管内で生産・販売される黒毛和種のうち、一定の認定基準(食肉等級3~5)を満たしたものだけを「那須和牛」として認定しています。「那須和牛」は、那須高原の大自然の恵みと生産者の愛情とこだわりが込められた「おいしさの結晶」です。

市内では約40,000頭の豚が飼育されています。

豚肉は、疲労回復に効果があるといわれているビタミンB1を豊富に含んでいます。

ビタミンB1は、糖質の代謝や神経の働きに関係しているため、イライラを防ぐとともに疲労回復にも効果があります。豚肉を食べる時には、クエン酸を含むレモンなどと一緒に食べるのが良いようです。

卵も人に必要な栄養素を豊富に含んでいますので、私たちの身近にある貴重な栄養源です。

卵には、肝臓でアルコールを分解するときに必要なアミノ酸(メチオニン)が含まれています。また、弱った肝臓の回復力を高める3つのアミノ酸(シスチン、グリシン、グルタミン)もバランス良く含まれているので、お酒のおつまみには最高です。

この記事に関するお問い合わせ先

産業観光部 農務畜産課 畜産振興係

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7149
ファックス番号:0287-62-7223

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