熱中症を予防しよう

更新日:2023年05月31日

熱中症とは

気温も湿度も高い場所にいて、体温の調整ができなくなり体調が悪くなってしまった状態です。

暑さ指数(WBGT)について

暑さ指数は、熱中症を予防することを目的として提案された指数です。単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。

人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射(ふくしゃ)などの周辺の熱環境、気温を取り入れた指標です。

日常生活に関する指針

暑さ指数(WBGT)

注意すべき

生活活動の目安

注意事項

危険

(31以上)

すべての生活活動でおこる危険性

高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。

外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。

厳重警戒

(28~31)

すべての生活活動でおこる危険性 外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。

警戒

(25~28)

中等度以上の生活活動でおこる危険性

運動や激しい作業をする際は、定期的に充分に休息を取り入れる。

注意

(25未満)

強い生活活動でおこる危険性 一般に危険性は少ないが、激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。

環境省ホームページより

日本生気象学会「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」(2022)より改編

熱中症の症状

  1. 軽症:めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらないなど
  2. 中等症:頭痛、吐き気、体がだるくなったり力が入らなくなるなど
  3. 重症:意識がない、けいれん、体温が高い、呼びかけに対する反応がおかしい、まっすぐ歩けないなど

暑さを避け身を守りましょう

熱中症を防ぐために、適切な対策をしましょう。

子ども、高齢者、障がいをお持ちの方は、特に気を配る必要があります。

周囲の方からも積極的な声かけをお願いします。

室内では

  • 扇風機やエアコンで温度を調節
  • 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
  • 室温をこまめに確認
  • WBGT値も参考に

屋外では

  • 日傘や帽子の着用
  • 日陰の利用、こまめな休憩
  • 天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える

からだの蓄熱を避けるために

  • 通気性の良い、吸湿性・速乾性のある衣類を着用する
  • 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

こまめに水分を補給する

  • のどが渇く前に水分補給をしましょう
  • 1日当たり1.2リットルを目安にしましょう
  • 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずにとりましょう

病気で医療機関を受診している場合には、水分や塩分の取り方について主治医の先生に相談しましょう

熱中症の応急対応

  • 呼びかけに応じる時
  1. 安全で涼しい場所に移動
  2. 横になって休む
  3. 保冷材等で体を冷やす
  4. 水分補給する
  • 自力で水が飲めない、意識がない場合は救急車を呼びましょう

外部リンク

この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 健康増進課

〒325-0057
栃木県那須塩原市黒磯幸町8番10号

電話番号:0287-63-1100
ファックス番号:0287-63-1284

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