消防団緊急伝達システムについて

更新日:2022年10月03日

消防団緊急伝達システムとは

消防団緊急伝達システムは、消防署での無線操作により火災発生時にサイレンの吹鳴によって消防団員を招集するシステムです。黒磯地区及び西那須野地区で運用しており、両地区内に計69か所のサイレンが消防団の詰所などに設置されています。

今までのシステムでは、火災発生時以外にも災害発生の危険が高い時や全国火災予防運動時にもサイレンを吹鳴していました。また、黒磯地区ではサイレンと一緒に設置されているスピーカーを利用して、音声放送でも火災発生をお知らせしていましたが、システムの変更に伴い今後は火災発生時や災害発生の危険が高いときにサイレンを吹鳴します。

西那須野地区は平成28年3月29日に、黒磯地区は平成28年5月30日にそれぞれシステムの変更を行いました。

なお、塩原地区は防災行政無線を使用しているため、変更はありません。

変更理由

電波法令の改正により、現在のシステムのアナログ無線の周波数帯が平成28年5月末をもって使用できなくなったことから、新たにメールを活用したシステムに移行しました。

具体的には、消防署で発信したメールをサイレンに設置した機器が受信し、サイレンを吹鳴させます。

サイレンが鳴るとき

  • 火災が発生したとき
  • 災害発生の危険が高いとき

変更による影響

次の点が変更になりました。

全国火災予防運動などでサイレン吹鳴を行うことができなくなりました。

今後は火災発生時や災害発生の危険が高い時のみサイレンを吹鳴することになりました。変更後のシステムでは、1種類のサイレン吹鳴しかできないので、災害発生時とサイレンの鳴り方が異なる全国火災予防運動などではサイレン吹鳴を行うことができなくなりました。

黒磯地区の無線による音声放送ができなくなりました。

黒磯地区については、今まで火災発生時に無線による音声放送を行ってきましたが、無線が使用できなくなることから音声放送ができなくなりました。

サイレンの間隔や吹鳴回数を統一しました

サイレンの間隔や回数は、黒磯地区と西那須野地区で異なっていましたが、今回の吹鳴方法の変更により間隔や回数を次のとおり統一しました。

サイレン吹鳴回数:5回(1回につきサイレンを5秒吹鳴して、6秒空ける)

参考:変更前

  • 黒磯地区:サイレン吹鳴回数5回(1回につきサイレンを5秒吹鳴して、3秒空ける)
  • 西那須野地区:サイレン吹鳴回数3回(1回につきサイレンを5秒吹鳴して、6秒空ける)

火災発生状況は「みるメール」やテレフォンサービスで確認できます

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火災情報テレフォンサービス(那須地区消防本部)

火災情報は電話でも確認できます。電話番号は、次のとおりです。

那須地区消防本部
電話番号0287-22-0119

システム切り換えの時期

西那須野地区

平成28年3月29日に切り替えました。

黒磯地区

平成28年5月30日に切り替えました。

その他

塩原地区は防災行政無線を使用しているため変更ありません。

消防団緊急伝達システムサイレンの設置例

消防センターの建物とその右側にサイレン屋根の上にがセッティングされている写真

消防団緊急伝達システムサイレンの設置例(写真は黒磯消防団第1分団第8部、下豊浦地区の消防詰所です。右上に見えているのがサイレンです)

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 危機管理課

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7150
ファックス番号:0287-62-7220

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