避難所における感染症対策について

更新日:2023年06月05日

令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類相当に移行されましたが、災害発生時の避難所での感染症対策のため、引き続き、避難所の衛生環境の確保に努めてまいります。しかし、暴風雨により十分な換気ができなかったり、断水で手洗いやトイレの使用が制限されたりすることで、避難所での感染症のリスクが高まる可能性があります。市民の皆さんも、感染症のリスクを少しでも軽減するため、次のことについて検討していただき、平常時から準備しておきましょう。

市民の皆さんにお願いすること

避難の必要性があるかどうか考えましょう

  • 「避難」とは、「難」を「避」けることです。避難所に行くことで、感染リスクが高まる可能性もあります。自宅での安全が確保できる方は、避難が必要かどうか考えましょう。
  • 自宅の周りに、河川、用水路、急斜面、崖などの災害リスクがないか事前に確認し、災害が発生したときに、避難する必要があるかどうか考えておきましょう。
  • 避難が必要な場合は、早めの避難を心掛けてください。激しい降雨や冠水などにより、避難することがかえって危険と判断した場合は、自宅の2階などへ避難する「垂直避難」についても検討しましょう。

親戚や知人の家などへの避難について検討しましょう

  • 避難が必要な場合でも、市が指定した避難所だけでなく、安全な親戚や知人の家などへの避難も考えましょう。
  • 避難所が密集・密接状態になることを防ぐためにも、ぜひ御協力をお願いします。

手洗い・咳エチケットなどの基本的な対策の徹底

  • 避難する前に、自らの検温をお願いします。
  • 避難者や、避難所運営に係る方は、頻繁に手洗いをするとともに、咳エチケットなどの基本的な感染症対策を徹底しましょう。

家庭の備蓄状況を確認しましょう

  • 水や食料などの備蓄状況を確認し、平常時から災害に備えましょう。
  • 台風などの災害で、早めに避難する場合は、必要なものは自分で持参しましょう。

避難所に持っていくもの

  • 飲み物、食料(最低1日分)
  • 薬(普段服用している薬)
  • マスク
  • アルコール消毒(ウエットティッシュ等)
  • 体温計
  • 毛布
  • スリッパ
  • 着替え
  • 携帯ラジオ

市が行う避難所での対策

避難スペースの確保

  • 台風などの接近により、災害の発生が予想される場合には、黒磯・西那須野・塩原の各地区に、それぞれ2カ所の自主避難所を開設し、避難所内の密集状態を緩和します。

※「自主避難所」とは、市が避難指示などを発令する前に、市民の自主的な避難場所を提供するための避難所です。開設する場所や日時は、市のホームページ、みるメールなどでお知らせします。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 危機管理課

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7150
ファックス番号:0287-62-7220

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