水害・土砂災害の防災情報の伝え方が変わります

更新日:2021年11月30日

水害や土砂災害について、防災情報を災害の危険度に応じて5段階の警戒レベルでお知らせしていますが、災害対策基本法の改正により、避難勧告と避難指示の一本化など、防災情報が変わります。

改正に伴い、那須塩原市においても新たな防災情報の運用を開始します。

警戒レベル4「避難指示」で危険な場所から全員避難(避難勧告は廃止です)

水害や土砂災害の災害の危険度に応じて5段階の警戒レベルで防災情報をお知らせします。

危険度が高まるにつれ、段階が上がりますが、必ずしも順番で発令されるとは限りません。市や国・県からの防災気象情報を確認し、適切な避難行動をとりましょう。

主な改正点

  1. 警戒レベル5「災害発生情報」から「緊急安全確保」に名称変更
  2. 警戒レベル4「避難勧告」と「避難指示(緊急)」が「避難指示」に一本化(避難勧告は廃止)
  3. 警戒レベル3「避難準備・高齢者等避難開始」から「高齢者等避難」に名称変更
警戒レベル別の情報の詳細
警戒レベル とるべき行動 避難情報 警戒レベル相当情報(例)

警戒レベル5

(災害発生又は切迫)

命の危険 直ちに安全確保!

  • 立退き避難することがかえって危険である場合、緊急安全確保する。

緊急安全確保(注1)

(市が発令。必ず発令される情報ではない)

  • 氾濫発生情報
  • 大雨特別警報

など

警戒レベル4

(災害のおそれ高い)

危険な場所から全員避難

  • 危険な場所から全員避難(立退き避難又は屋内安全確保)する。

避難指示(注2)

(市が発令)

  • 氾濫危険情報
  • 土砂災害警戒情報

など

警戒レベル3

(災害のおそれあり)

危険な場所から高齢者等は避難

  • 高齢者等(注3)は危険な場所から避難(立退き避難又は屋内安全確保)する。
  • 高齢者等以外の人も必要に応じ、出勤等の外出を控えるなど普段の行動を見合わせたり、避難の準備をしたり、自主的に避難するタイミング。

高齢者等避難

(市が発令)

  • 大雨警報
  • 洪水警報
  • 氾濫警戒情報

など

警戒レベル2

(気象状況悪化)

避難行動を確認

  • ハザードマップ等により自宅・施設等の災害リスク、避難経路、避難のタイミング等を再確認。
  • 避難情報の把握手段を再確認・注意するなど自らの避難行動を確認。

大雨・洪水・注意報等

(気象庁が発表)

  • 自主的に避難行動を取るための参考とする情報

(国土交通省・気象庁・県が発表)

警戒レベル1

(今後気象状況悪化のおそれ)

災害の心構えを高める

  • 防災気象情報等の最新情報に注意する等、災害への心構えを高める。

早期注意情報

(気象庁が発表)

  • 自主的に避難行動を取るための参考とする情報

(国土交通省・気象庁・県が発表)

(内閣府「避難情報に関するガイドライン」より)

  • 注1・市が災害の状況を確実に把握できるものではない等の理由から、警戒レベル5は必ず発令される情報ではありません。
  • 注2・これまでの避難指示と避難勧告が一本化し「避難指示」となります。発令のタイミングはこれまでの避難勧告のタイミングで発令されます。
  • 注3・避難を完了させるのに時間を要する在宅又は施設利用者の高齢者及び障がいのある人等、及びその人の避難を支援する人を言います。

詳細は次のホームページから確認できます

適切な避難行動をとるために日頃から災害に備えましょう

自然災害発生時は自らの判断で避難行動を取ることが原則となります。日頃から、自宅や施設の災害リスクや避難経路の確認、防災情報を集めるための手段確保等、災害に備えましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 危機管理室

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7150
ファックス番号:0287-62-7220

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