土砂災害に対する備えを!

更新日:2022年08月08日

平成26年8月に広島市で発生した大規模な土砂災害により甚大な被害が発生しました。これを受け、住民の防災意識や危機意識の向上のため、市民の皆さんに土砂災害警戒区域、避難場所、防災気象情報や避難指示等の伝達・収集方法などについて、改めてお知らせします。

土砂災害警戒区域や避難場所の位置

市内には、土砂災害が発生したときに被害の発生する恐れのある土砂災害警戒区域が208箇所あります。土砂災害警戒区域の場所やその避難場所は、市ホームページで確認することができます。

土砂災害警戒区域の場所やその避難場所を確認したい場合は、下記「土砂災害ハザードマップ」をクリックしてください。その他の市内の避難場所を確認したい場合は、下記「指定避難所(一覧)」をクリックしてください。

また、土砂災害警戒区域をより詳細に確認したい場合は、栃木県ホームページ内の「とちぎ土砂災害危険箇所マップ」から確認してください。

まずは台風や大雨に備えて、住んでいる所が土砂災害警戒区域にあるのか、避難場所はどこなのか、確認しておきましょう。

防災気象情報や避難指示などの伝達・確認方法

防災気象情報

防災気象情報は、みるメールや地上デジタル放送対応テレビのデータ放送、次のホームページなどで確認することができます。雨が降り始めたときには、この防災気象情報を活用してください。

みるメール(市メール配信サービス)

個人の携帯電話などに次の設定をすることで、防災気象情報や避難指示などのメールの配信が受けられます。瞬時に情報が受けられるため、有効な情報入手手段です。ぜひ登録をお願いいたします。

登録方法
  1. 携帯電話のメール機能で「t-nasushiobara@sg-p.jp」宛てに空メールを送信。
  2. 「登録案内メール」が送られてくるので、メールに記載されたアドレスから「登録ページ」にアクセス。
  3. 利用規約を読み、同意の上、利用者登録を行う。

宇都宮地方気象台ホームページ

気象の警報・注意報や気象レーダーなどを確認することができます。ご覧になりたい方は、下記「宇都宮地方気象台ホームページ」をクリックしてください。

とちぎリアルタイム雨量河川水位観測情報

栃木県内の雨量情報のほか、河川水位情報、洪水予報情報なども栃木県ホームページから確認することができます。ご覧になりたい方は、下記「とちぎリアルタイム雨量河川水位観測情報」をクリックしてください。

土砂災害警戒情報

大雨による土砂災害発生の危険度が高まったときに発表される土砂災害警戒情報は、テレビやラジオ、栃木県ホームページ内の「とちぎ土砂災害警戒情報」などで確認できます。

避難指示など

避難指示などを発令したときには、みるメール、緊急速報メール、防災行政無線、広報車などによる呼びかけやテレビ報道などで市民の皆さんにお知らせいたします。

なお、市では平成26年9月2日にとちぎテレビ、栃木放送と報道要請に関する協定締結し、避難指示など緊急を要する災害情報をとちぎテレビ、栃木放送でお知らせすることになりました。詳しくは、下記「とちぎテレビ、栃木放送で避難指示など緊急を要する災害情報をお知らせします」をクリックしてください。

市民の皆さんがとるべき避難行動

土砂災害警戒区域内やがけ下、渓流沿いなどに住んでいる人は、大雨の際や土砂災害警戒情報が発表された際には、早めに安全な場所に避難しましょう。特に、下図のような前兆現象を見かけたら、すぐに避難することを心がけてください。

また、夜間に大雨が予想される際には、暗くなる前に避難したほうがより安全です。

なお、豪雨などで避難場所への避難が困難な場合には、近くの頑丈な建物の2階以上に緊急避難しましょう。さらに困難な場合には、家の中のがけから離れた部屋や2階などの少しでも安全な場所に移動しましょう。

土砂災害の前兆に注意してください。山鳴りがする場合、雨が降り続いているのに川の水位が下がる場合、急に川の流れが濁り流木が混ざっている場合は土石流の災害の危険があります。がけから水が湧き出ている場合、がけから小石がパラパラと落ちてくる場合、がけに割れ目が見える場合はがけ崩れの災害の危険があります。斜面から水がふき出る場合、沢や井戸の水が濁る場合、地面にひび割れができる場合は地すべりの災害の危険があります。これらの前兆現象を察知したらすぐに避難することを心がけてください。

土砂災害の前兆に注意してください。上図のような前兆現象を察知したらすぐに避難することを心がけてください。

近年のがけ崩れ事例をふまえた急傾斜地の点検時の留意事項

令和2年2月5日に神奈川県逗子市で道路に隣接する民有地斜面が雨が降っていないにもかかわらず崩落し、歩道の歩行者が土砂に巻き込まれ死亡するがけ崩れが発生しました。

斜面は、風化(注)が進行して無降雨であっても突然崩落する危険性があるため、日頃から、斜面の状態等を把握しておく必要があります。そのため、国土交通省から土地所有者に対して、斜面の自主点検時のポイントが示されています。

(注)風化…地表の岩石が気温、雨水などの作用により次第に破壊され土や砂になること。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 危機管理課

〒325-8501
栃木県那須塩原市共墾社108番地2

電話番号:0287-62-7150
ファックス番号:0287-62-7220

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