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更新日:2020年10月5日
塩原八幡宮の境内にあり、推定樹齢は約1,500年とされている。スギの木は、多少は枝を垂れるものであるが、この木は太い枝が垂れた姿によって逆杉の名がつけられた。2株は東西に並び、根元でつながっている。西側の杉を雄木、東側の杉を雌木といい、古くより夫婦杉と称せられ、相生(あいおい)の杉として敬われている。
康平5年(1062)、八幡太郎義家が奥州征討に際し、この地に泊まり、戦勝祈願のために丘の上に祭壇を作り、しめ竹の代わりにスギ2本を植えたのが、この逆杉になったと言い伝えられている。また、源頼義・義家親子が、奥州の安部貞任(あべのさだとう)征伐に向かう途中、ここに立ち寄り食事をとったが、箸(はし)の代わりに用いた杉の小枝を地面に逆さにさしたものが大きくなったという言い伝えもある。
逆杉(さかさすぎ)
昭和12年(1937)4月17日
2本
国指定
記念物
天然記念物
中塩原11
塩原八幡宮
逆杉は塩原八幡宮境内にあります。駐車場あり。
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