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更新日:2020年3月5日

ちっちゃな自然み~つけた(ナンバー179)

木になる木 ~ヤドリギの生存戦略~

 【令和2(2020)年3月5日号】

枝についたヤドリギ

レンジャクって?

頭の後ろに長く伸びる冠羽が特徴の冬鳥。日本では、尾羽の先が赤いヒレンジャクと黄色いキレンジャクの2種類が見られる。サイズは、スズメより一回り大きい。晩秋になるとロシアから飛来し、冬を越す。

種を運ぶヒレンジャク

 

冬になると、木の枝についたマリモのような大きな塊が目につきます。これは、ヤドリギという落葉広葉樹につく常緑の木で、ヨーロッパでは古くから神聖な木として親しまれ、日本でも奈良時代には髪に挿して長寿を祈る風習があったそうです。

ヤドリギは、宿主となる木の枝に根を張って水やミネラルをもらいますが、成長に必要な栄養は自ら光合成をして蓄えます。塩原では、大沼やヨシ沼の周辺に多く、3月頃に小さな花を咲かせて、11月頃に黄色や橙色の実をつけます。

ところで、ヤドリギはどうやって高い木の枝につくのでしょうか。その秘密は実にあります。実の中にはネバネバした汁と種が1つ入っています。どれくらい粘り気が強いかというと、納豆よりも接着剤に近いイメージです。レンジャクなどの鳥がこの実を食べると、ほとんど消化されずにふんとして出てきます。そして、種が枝にへばりつくと、そこから発芽するのです。

ヤドリギは、レンジャクの到来に合わせるように実をつけて高い枝先に種を運んでもらい、宿主の木が葉を落とす晩秋から早春にかけて、強い日差しを全面に受けて光合成をします。周りの生き物をうまく利用しながら力強く生きる姿に、昔の人は神秘的なものを感じたのかもしれませんね。

じゅんじ

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