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更新日:2017年3月6日

温泉神社石幢

この石幢は、奈良時代から湯治場として栄えた元湯の旧元湯温泉神社に永正15年(1518)に建てられた。この温泉は「元湯千軒」と呼ばれ、会津方面との往来も盛んであった。石燈籠形の石幢は刻銘文によると、永正15年(1518)4月吉日、願主昌泉が悪疫流行を治めるために旧湯本村(現在の元湯温泉)温泉神社に奉納したものである。

その後、湯本村は万治2年(1659)4月20日の大地震により85軒の村落が甚大な被害を受け、さらに享保8年(1723)の洪水で壊滅した。村人たちは新湯村・高原村・上塩原村・下塩原村等へ四散して再起の道を選んだ。この石幢も、そのとき温泉神社と共に、この地に遷されたものである。鎌倉期から室町期にかけて盛んであった地蔵信仰の供養塔で、関東地方では稀にみるものであり、また、湯本村の隆盛を物語る貴重な資料でもある。

石幢は基礎上に円柱状の幢身を立て、中台をのせ、龕部をおき、笠をかぶせ、請花・宝珠をあげる。基礎には蓮弁を刻み、幢身は太く、中ほどに二条の隆帯を刻出した円筒状石を3個積上げたもので、中台は外反し、龕部は六角面に各地蔵菩薩立像を刻出、笠石も六角形つくり。

幢身中央部に「為一切聖霊色願主昌泉永正十五年四月吉日敬白」の印刻銘がある。太い幢身のものは珍しく、燈籠形六地蔵石幢である。温泉神社石幢(おんせんじんじゃせきどう)

名称

温泉神社石幢(おんせんじんじゃせきどう)

指定年月日

昭和33年(1958年)8月29日

員数

1

指定別

県指定

区分

有形文化財

種別

歴史資料

所在地

湯本塩原3

所有者

新湯温泉神社

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お問い合わせ

所属課室:教育部生涯学習課文化振興係

電話番号:0287-37-5419

ファックス番号:0287-37-5479

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